2017_09
17
(Sun)21:37

9月16日、文楽夜の部『玉藻前曦袂(たまものまえあさひのたもと)』

久しぶりの文楽です。

20170917.jpg

玉藻前曦袂(たまものまえあさひのたもと)

 清水寺の段
 道春館の段
 神泉苑の段
 廊下の段
 訴訟の段
 祈りの段
 化粧殺生石



もうね、本当に面白かった。

あらすじはこちらに丸投げ(笑)

玉藻前という名前になって入内した姫を妖狐が食い殺し玉藻前に化けて日本を魔界にしようと企みますが、阻止される、と言うお話です、ざっくりですが。


人形遣いが妖狐と共に宙乗りするし、最後の化粧殺生石の場面は踊りになるんですが、息もつかせぬ人形の早変わりで、観客の目を釘付けでした。


玉藻前の予告動画ですが、是非観てみ下さいね。
宙乗りの場面も出てきます。

動画をリンク出来なかったので、動画のページをリンクしています。


 
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2017_05
28
(Sun)00:05

5月27日は文楽夜の部

今日は文楽夜の部へ行ってきました。

加賀見山旧錦絵(かがみやまこきょうのにしきえ)
 筑摩川の段
 又助住家の段
 草履打の段
 廊下の段
 長局の段
 奥庭の段


なかなかの大作でした。

今回は前から2番目の3人席で、お隣の方は最初からコックリとされていましたが、こちらに寄りかかることなく寝ていらしたので安心して観ることができました。

床(太夫と三味線が座る席のこと)の真ん前というか真下なので、さすがに寝るのはちょっと…って感じでした。

床を観るには少し後ろを振り向く様になるので、、まっすぐ前を向いていると舞台を観る形になりましたが、太夫の声が頭の上から降ってくるようで、渾身の語りを間近で聴く贅沢を味わいました。

堪能いたしました。




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2017_05
25
(Thu)22:28

5月24日、文楽5月公演へ行ってきました

5月公演は、豊竹英太夫改め、呂太夫の襲名披露狂言です。

演目は



菅原伝授手習鑑の寺子屋の段

菅原道真の子、菅秀才の首を差し出さなければならなくなった武部源蔵とその苦衷を救った松王丸の悲劇を描いています。

段と段の間に技芸員による襲名披露の口上があり、三味線、義太夫、人形遣いの代表3人がそれぞれ口上を述べました。
皆さん、面白い。
それぞれが知る呂太夫の知られざるお話を面白おかしく聞かせてくれて、思わず吹き出しちゃう事も1度ならずも。

打って変わって、寺子屋の段では悲しいお話をじっくりと聞かせてくれました。


今回は頑張ってしっかりと聞いてきましたよ。

でも残念なことに隣りの3人組が最悪でした。

私のすぐ隣の人はずっと寝ていてこちら側にコックリコックリするし、その隣の2人は途中から携帯を出して時間を確認したり、充電を始めた?のかコードを差し替えて、スマホか充電器に付けている鈴をチャリンチャリンならすし。

背もたれにドシンと寄りかかるので振動が来るし、悲しい場面で集中出来ず本当に勘弁して欲しいわ。

多分初めて見たんだと思うけど、長くて飽きて時間をもてあましたのだと思いました。

もう来るなよ、と悪魔の私が心の中で毒づいています。


20170525の1


このほかにお花も多数あり、賑やかな襲名披露狂言でした。




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2017_02
14
(Tue)21:17

2月の文楽第3部

2月8日に行ったのは第3部


冥途の飛脚

あらすじはこちら


冥土というタイトルの通り、道行の話です。

いつも観て思うことは、なんでオトコってこんなに軟弱なんだろうって事ですわ。

この主人公の忠兵衛は大百姓の実家から飛脚屋へ養子に入った身です。
若いながら真面目に仕事をしていましたが、そこはお年頃。

遊女の梅川に入れ込み、飛脚屋の仕事で受けたお金も使い込むようになり、梅川に身請けの話が出て、ついには大金を使い込み、という破滅に向かっていくお話です。

早くお屋敷にお金を届けなくては、と言う気持ちと懐にお金は入れているけれど、梅川の顔を見に行きたいと逡巡する心。

ついには悪い気持ちに負けてしまい、懐に人のお金を入れたまま、そのお金を自分の物だと言い張り梅川を身請けします。

梅川は喜んだのもつかの間、二人で死ぬための逃避行になります。


なんであそこでとどまることが出来たのに、あそこでもとどまれたのに、って思うんですが、どんどん負のスパイラルに巻かれていくだメンズ振りを、それを芸術にまで仕立て上げた近松さんの力量に感心いたしました。

また女性がけなげ。
愛した男のためなら命までも投げ出せます。




私の後ろの席の方は幕間に連れの方に、

あの人ダメね、あそこ(忠兵衛が懐に手を入れて封印を切るところ)はもっと時間をかけないと、と力説していらっしゃいました。


最近はあまり長いのも好まれないので、何でも時短になっていると何かに書いてあったのを読んだのですが、これもそうなのかしら?




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2016_12
15
(Thu)00:33

12月文楽第二部へ行ってきました

12月14日、討ち入りの日ですね。


特にそれを意識したわけではありませんが、今日は文楽第二部へ行ってきました。



七段目   祇園一力茶屋の段
八段目   道行旅路の嫁入
九段目   雪転しの段・山科閑居の段
十段目   天河屋の段
十一段目 花水橋引揚の段

昔、歌舞伎で七段目を見たかもしれませんが、(なんとなく記憶にあるがはっきりと覚えていない)仮名手本忠臣蔵を全段観るのは初めてでした。
いやぁ~、面白かったですよ。

一人の短慮が引き起こした事が、多くの人の人生を変えてしまう様をまざまざとみせて貰いました。

今回の中心となる人物は加古川本蔵です。
塩冶判官が高師直を斬りつけたときに、塩冶判官を抱きかかえて刃傷を止めた人物です。
止めたときは高師直が殺されなければ、塩冶判官にきついおとがめはないだろうと思ったのですが、実際は切腹となり、そのことをずっと後悔しています。
実は彼は自分の遣える殿・若狭助が、塩冶判官と同じ供応役になっており、高師直にいじめられていたのです。
若狭助が我慢出来ずに翌日高師直を切ると、本蔵に告げたことから、若狭助に内緒で師直に賄賂を送りました。
翌日殿中で若狭助が師直に斬りかかると師直は非礼を詫び、その結果塩冶判官がとばっちりを受け、謂われのないいじめを受ける事になってしまったのです。
そして彼の娘小浪と大星由良助の息子力弥は許嫁です。

第一部の勘平は自分の欲から不忠者となり、それを挽回するためにどんどんと悪い方へ流れて行ってしまいついには命であがなう事になりましたが、本蔵は、忠義と義理の板挟みになり命を落とします。

骨太で壮大で繊細で悲しいお話でした。

今回は後ろの席でしたので、義太夫を聴いたと言う感じです。
前の席に座った人が男性で舞台中央が見えにくかったです…

床(義太夫と三味線がいる場所)はよく見えたので、太夫にも三味線さんにも色々感じる所があり、そちらも興味深かったです。

やっぱり文楽は止められない(*^_^*)






20161214.jpg
今日が討ち入りの日なので、国立劇場からの記念品、討ち入りの絵柄のトレシーです。

左側の値付けは来年の干支で、これはお土産に買いました。
着物を着たときのぶら下げ物にします。



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2016_12
07
(Wed)22:15

12月7日、文楽へ行く

国立劇場12月の文楽は

仮名手本忠臣蔵の通し狂言


今日は第1部を観てきました。

歌舞伎でも1部2部と観ましたが、比べると文楽の方は太夫の語りによって登場人物の描写が細やかです。

勘平が切腹するところなどは思わず涙が滲んでしまいました。
たった一つのボタンの掛け違いから始まった勘平の行動は、どこかで修正出来たはずなのに、失敗を取り返そうと焦る気持ちから、どんどん悪い方へ転がって、そのツケが切腹という形になってしまう悲劇。
早まった切腹で取り返しの付かない命の瀬戸際、勘平の生きたい気持ちが英太夫さんの熱演により鮮やかに描かれます。

最期の命つきる瞬間、首が落ちそうになるのを必死にこらえて、こらえきれずに前に倒れて死んでいく勘平を遣う豊松清十郎さん、さすがでございます。

塩冶判官の切腹の場面も、素晴らしかったです。
太夫と三味線は舞台を観ずに客席の方を向いていますが、舞台の人形遣いと息ぴったりで、緊迫の場面を盛り上げます。

今回の舞台は舞台上で静かにたたずんでいると言う場面が多いような気がします。
なので、間の持ち方というか、人形遣いさんにとっては難しい演目なのではないでしょうか。
もちろん、どんな舞台も簡単である、と言うことは無いと思いますが。

それと今回は1日2回公演の大作なので若い方にも良い場面が回ってきて、観ている私も楽しめました。



なんて、偉そうに書いていますが、相変わらずこっくりとしながらの舞台鑑賞でした。

なんで文楽行くと眠くなっちゃうんでしょうねぇ~

ちゃんと観たいのに、演者の皆さん、本当にごめんなさい。

今日は前から2番目の席(かなり端っこ)でこっくりしてたよ~



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2016_09
17
(Sat)23:29

今日は文楽第2部へ行きました

今日は夕方から文楽の第2部へ行きました。

第1部へ行ってから10日経ってしまったので、前半忘れているかもという感じでした。


どんな話かを知りたい方がこちらをクリック。


最初の演目は国立劇場の50周年を記念した、

寿式三番叟

おめでたい演目です。

以前、お能と文楽が共演した寿式三番叟を見たことがありますが、まあ体調不良(という事にして)で眠かった…

今回もきっと体調不良だったのでしょう(笑)
はい、眠かったです。

 一谷嫰軍記は通しで初めて見ました。

部分的に歌舞伎や文楽で色々な段を見たりCDを聞いたりしていたのですが、やはり通しで見ると頭の中できちんと話がつながってと面白いです。


第1部は演者が若いなと言う印象でした。

失礼を承知で書きますが、40代50代でも若いんですよ。
若い人は声の大きさと体力でがんがん来る印象がありますが、聞いているとちょっと疲れちゃうんです。
やはり聞いていて心地よいのは60代以降の大夫さんだと最近思っています。


第2部は、今ひとつ集中出来なくて、ごめんなさい…






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2016_05
18
(Wed)19:08

文楽鑑賞教室へ行ってきました

11時の部の文楽鑑賞教室へ行ってきました。

席は一番後ろ。

舞台からも床からも遠い…

まあ、鑑賞教室のメインターゲットは学生さんだから、仕方ないか。


開演までの客席は賑やかでした。
でも柝が入って客席が暗くなり始めたら、ぴたっと静かになりました。

最初は太夫、三味線、人形遣いによる解説。

太夫、三味線は、男女の違いなど、語り分けや弾き引分けの解説を。
さあ、皆さんもやってみましょう、と短いフレーズをやりましたが、高校生の子たちが結構楽しそうでした。
人形さんは基本的な人形の説明を。

だいたい同じ事を言葉を換えて説明してくれますが、それぞれ工夫をされていていつも面白いです。



休憩を挟んで今日の演目は

曽根崎心中(そねざきしんじゅう)
     生玉社前の段
     天満屋の段
     天神森の段

近松のお初徳兵衛の心中物ですが、徳兵衛の顔を見ていたら小池徹平さん演じたアホぼんに脳内変換されてしまいました。
あ、もちろん最初だけですよ。
見ていたらそんなこと考える暇も無く、物語に引き込まれていました。
と書きたい所ですが、やっぱりウトウトしてしまったところがあり…

本当に申し訳ありません、不真面目な観客で。


いつも国立劇場へ行くと売店で豆大福を買います。
とっても美味しくて行くたびに買っているからか、たまたまなのかわかりませんが、売店の人に

「いつもありがとうございます」

と言われました。やっぱり顔覚えられているのかな?(笑)





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2016_05
15
(Sun)12:52

5月の文楽

今月の文楽は


絵本太功記







今回は「あわれ」を感じました。


尾田春信(織田信長)を討った武智光秀(明智光秀)ですが、討った事を悩み、辞世の句を残し自害しようとします。
このときは主を討った事が本当に正しい事だったか、悩みますが家臣や息子にいさめられ自害を思いとどまります。

息子や母(光秀の母さつき)の死を目の当たりにしても遠くで戦の音が聞こえると勝ったかどうか気になってしまう戦国武将の性。

勝たなければ死が待っている時代ですから、肉親の死の中にあっても勝敗にこだわるそこに哀れを感じました。
もちろん、光秀だけではなく、前髪立ちの息子十次郎は初戦であるのに討ち死にを覚悟の出陣。

許嫁の初菊も三三九度によせて別れの杯を交わしたものの、枕も交わさず寡婦になり、残された母(光秀の妻・十次郎の母)操と共にどうなってしまうのか、その先行きに哀れを感じます。
きっと、戯作者たちも義の為に主を討ったにもかかわらず、秀吉に討たれてしまった光秀に哀れを感じたのでしょうね。

そしてもう一つ面白かったのは、女性の積極性です。

本能寺の段で、森の蘭丸と良い仲にある腰元しのぶが二人は他人じゃないのにつれないじゃない、奥へ行きましょ、なんて迫ったり、初菊も十次郎に親公認なんだから遠慮はいらないのに、なんて言ったり。

しのぶの潔さも哀れを誘いました。
光秀方の武将の妹であるしのぶは身の潔白を示すために喉に懐剣を突き立てます。
それを見た春長はあっぱれに思い自分が仲人となり蘭丸と夫婦にさせしのぶを成仏させます。


やっぱり文楽は面白い。

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2016_02
13
(Sat)23:42

文楽、第2部第3部へ行ってきました

今日は文楽へ行ってきました。

第2部の二つ目の演目

関取千両幟は、豊竹嶋大夫師の引退披露狂言でした。

文楽を観てまだ日が浅い私ですら、嶋大夫師の義太夫を聴いていて、声が出なくて技で乗り切っているような印象を持つときがありました。
引退を知ったときは、やっぱりという気持ちがありました。

切り場語りの大夫が少なくなってしまい、さみしい限りですが、若手にチャンスが回ってくる良い機会でもあります。
今日の席は後ろの方だったので、大夫と三味線がよく見える席でした。
みなさん、本当に熱の入った語り・三味線を聞かせてくれました。

命をかけて文楽の道に精進している人たちの熱演を観ていると、眠くなってこっくりとしてしまう自分を申し訳なく思っちゃいます。
でも眠さには勝てないので、観に行く時には、きちんと睡眠をとって望まないといけませんね。

詳しくは(いつになるやらわかりませんが)また次回以降に(笑)


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