2017_02
21
(Tue)22:09

時限病棟、読了

時限病棟   知念実希人著

実業之日本社
時限病棟


図書館で予約をしていた本です。

以前に読んだ『仮面病棟の続編にあたり、仮面病棟で舞台となった病院が今回も事件の舞台です。

仮面病棟を読んだ人なら、早い段階で、アレッと思うことはありますが、一ひねりも二ひねりもありますよ。

本の裏表紙に書いてあるあらすじは

謎の死の真相を掴み廃病院から脱出せよ!!

目覚めると、彼女は病院のベッドで点滴を受けていた。なぜこんな場所にいるのか?
監禁された男女5人が脱出を試みるも…
ピエロからのミッション、手術室の男、ふたつの死の謎、事件に迫る刑事。タイムリミットは6時間。
大ヒット作『仮面病棟』を超えるスリルとサスペンス。圧倒的なスピード感。衝撃の結末とは。
医療ミステリーの超傑作、文庫書き下ろし!



面白そうでしょう~、いやぁ本当に面白かったですよ。

知念実希人さん、『優しい死神の飼い方』『黒猫の小夜曲』の作者でもあります。
この2冊は殺人事件はありますがどちらかというと人の善意や優しさという良い面を描いています。
読み終わった後に心がほっこりとして、優しい気持ちで本を閉じることが出来ます。
柔らかいミステリー仕立てと言えるでしょうか。

かたや、病棟シリーズ2冊はかなりの殺人事件ものです。
加害者側の悪意と、被害者が持つ憎しみや復讐の念といった人の持っている負の部分を描いています。
スピード感がたまらなく、もう少しもう少しとつい夜更かしをしてしまいます。

アプローチが正反対なのも面白いですね。



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2017_01
26
(Thu)22:14

『黒猫の小夜曲』読了

黒猫の小夜曲


知念実希人著 光文社



こちらは『優しい死神の飼い方』の続編にあたる作品です。

レオと名付けられた犬となった「霊的存在」の仲間が今度は黒猫(名前はクロ)として地上に降臨します。
地上に降ろされることは彼らにとっては左遷であるようです。
元の霊的存在に戻りたいのですが、役目を終えないと帰れないのです。
出会った記憶喪失の地縛霊から頼まれ、昏睡している女性に地縛霊の魂を入れます。
地縛霊は一時的に身体持ち、クロと共に記憶を取り戻そうとしますが。

そしてクロはどうなるか。

こちらも前作同様、とても面白く、暖かい話になっています。


黒猫の小夜曲




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2017_01
24
(Tue)21:56

『優しい死神の飼い方』読了

優しい死神の飼い方


知念実希人著 光文社



人の体が滅んだ後に魂を『我が主様』の元へ届ける役割の霊的な存在が、活躍するお話です。

現在は人が亡くなると『我が主様』の元へ行かずに未練を持ったまま地縛霊となる霊が多数あり、それに愁いた霊的存在が人の生前に未練を解き放ち、魂が無事に主様の元へ行けるように、犬の身体となって地上に降臨します。

人の世で言う『ごおるでんれとりいばあ』となった霊的存在ですが、ホスピスで未練に縛られて地縛霊となりそうな人たちと、自分を世話してくれる心優しい女性との生活を通じ、人間の存在の矛盾や情、愛といった曖昧な物を感じていきます。
もちろん、現役の医師である著者の死生観もたっぷりとあり、大人のファンタジーかと思いきや、仮面病棟を書いた人ですからミステリーでもあります。

人は命が永遠ではないとわかっていても、その命が尽きる時はいつかはわかりません。
死が目前に迫ったときに後悔の念が押し寄せても、それからでも生きることを諦めない。
生きる事に遅いことはないと言うことを教えてくれます。


優しい死神の飼い方

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2016_05
21
(Sat)23:47

仮面病棟、読了

実業之日本社文庫

知念 実希人著

新聞広告に出ていて面白そうだったので図書館で借りました。

何十人待ちだったかと思いますが、思っていたよりも早く読めました。





結構早めに犯人の推測はつきますが、「なぜ」がわからない。

それでも読み進めていくうちに推測した犯人が本当にそうなのか確信が持てなくなり。

やっぱりそうだったのか…
となる。


犯行を計画し冷静に実行する頭脳があり平然と人を殺すことが出来る犯人ですが、きっと一抹の良心と人を愛する気持ちが残っていたのだろうと思いたい終わり方でした。

最後の殺人ですぐに逃げなかったのはきっとあの人が来るかどうか見極めたかったからなんだろうなぁと。
来たということはその人が全てわかってしまったから。


ネタバレしないように書くのは難しい…



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